錦織圭とジョコビッチの幼少期の共通点【習い事や子育てのポイントを徹底解説】

活躍しているテニス選手の幼少期ってどんな感じだったの?
習い事は何をしてたの?
アスリートの親はどんな風に子育てしていたの?

そんなふうに、アスリートの幼少期の生活と、親の子育て方法について興味がある方も多いと思います。

競技や国籍を問わず、アスリートの伝記などの書籍を20冊以上読んでわかったのは、

アスリートの幼少期の過ごし方にはいくつかの共通点があるということです。

そしてそれらは、最新のスポーツ科学(スポーツ心理学)と照らし合わせても理に適ったものでした。

この記事ではテニスの錦織選手とジョコビッチ選手について、幼少期の特徴や子育てのポイントなどをご紹介します!

大学でスポーツ心理学を専攻し、幼少期の子どもの運動能力を調査・研究していた筆者が詳しく解説します。(筆者のプロフィールはこちら)

この記事で分かること
  • 錦織選手とジョコビッチ選手の幼少期の共通点がわかる!
  • 習い事など、運動にどのように関わっていたかがわかる!
  • 親の子育て時のポイントと共通点がわかり、子育てのヒントになる!

ぜひ最後までご覧いただき、ご自身のお子さんの子育ての参考にしてください!!

本記事で引用している書籍とアスリート
  • 錦織圭(テニス)/「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著
  • ノバク・ジョコビッチ(テニス)/「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著
目次

錦織選手とジョコビッチ選手の幼少期の共通する特徴

早速ですが、20冊以上読んでわかった錦織選手とジョコビッチ選手の幼少期の共通点はこちらの7つです。

アスリートの幼少期~7つの共通点~
  1. 習い事でいろいろなスポーツを経験している
  2. 年上の子どもを相手にしている
  3. 親が子供に向き合い、環境を整えている
  4. マネをすることが上手
  5. イメージトレーニングをして遊んでいる
  6. 世界レベルを知る経験をしている
  7. 才能を見抜く優秀なコーチとの出会い

いかがでしょう。ご自身のお子さんや環境に合致するところはあるでしょうか。

現時点で、一つも該当しなくても大丈夫です。安心してください!

いまからできることはたくさんあります。

一つ一つ見ていきましょう!!!

幼少期の特徴①【習い事でいろいろなスポーツを経験】

幼少期に身体を動かして遊ぶことも多かった錦織選手とジョコビッチ選手ですが、習い事でもいろんなスポーツに親しみ、そのスポーツ特有の動きを獲得しています。

そして、それが専門競技の方にもしっかりと活きていることを、本人やコーチが語っています。

大事なのは、小さいときから一つのスポーツに絞って教え込むのではなく、色々なスポーツを経験することです。

そうした経験をしたうえで、本人の意思や特徴を生かして、徐々に特定のスポーツに絞っていけばいいのです。

錦織圭/テニス

錦織圭 フィフティーン・ラブ

子ども時代に錦織はさまざまな習い事に通った。3歳から始めたスイミングは、小学校5年生まで続けた。5歳から地元島根のサッカーチームに入ったり、河合楽器が運営するサッカークラブに入ったりして、小学校6年生までサッカーもやった。さらにピアノも習っていたという。

「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋

ノバク・ジョコビッチ/テニス

ノバク・ジョコビッチ伝

 ジョコビッチ家はテニスとは無縁で、ノバクはごく普通の5歳児のようにサッカーボールを蹴って遊び、小さいころからスキーを教えられた。

 スキーに欠かせない足首や足の柔らかさをテニスに活かせるよう指導し、ハードコート上でもスライドできるようになった。今ではよく見られるが、当時は非常に珍しかった。

「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著より抜粋

いかがでしょうか。

どうしても、親が子供にやって欲しいスポーツや習い事はあると思います。

しかし、それが本人に合うかどうかは別の問題です。

スポーツをさせる場合、小学校高学年くらいまでは、いくつかのスポーツをさせてあげる環境をつくることができるといいですね。

子どもの可能性を潰さずに、むしろ可能性を広げてあげられるように意識したいですね!

複数のスポーツを経験させたい方には、テニスや野球、サッカーなど7種類以上のスポーツを経験できる総合スポーツスクール「biima sports」がおすすめです。

全国に250教室以上あるので、きっとあなたの家の近くにも見つかります!

筆者の息子たちが体験会に参加した時の様子や、biima sportsの良い点や口コミをまとめているのでぜひこちらをご確認ください。

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幼少期の特徴②【年上の子どもが相手】

年上の子どもを相手に遊んだり、スポーツをすることで、体力や技術を磨いたアスリートが非常に多いです。

しかも、1つ2つ年上ではなく、3~4学年上の子どもを相手にしていることが特徴です。

このような状況になるパターンは2つあります。

  1. 遊び相手が「兄や姉」のパターン
  2. 実力があるため「上のクラス」に入れられるパターン

いずれにしても、3~4学年上の年齢を相手にすることで、体格差や技術差のあるなかで相手を研究し、勝つためにどうしたら良いかを考えることで実力がついていきます。

錦織圭/テニス

錦織圭 フィフティーン・ラブ

(姉の)玲奈さんはテニスを始めるのは遅かったものの、全国小学生テニス選手権の出場にこぎつける。錦織は、姉が駆け抜けた道を見つめて自分の目標にして行った。「前はお姉ちゃんの方が強かったんで、いつかお姉ちゃんに勝ってやろうという気持ちがありました。

「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋

ノバク・ジョコビッチ/テニス

ノバク・ジョコビッチ伝

ノバクは当時11歳から12歳だったけれど、誰も彼の相手をしたがらなくて。少し年上の子たちと試合をさせたかったのだけれど、みんな第1セット落とすと、年下の子に負けたくないので、「宿題をしなきゃ」などと言って帰ってしまったのよ。だから、ランキングに入っているもっと年上の子達に相手をさせたの。みんな喜んでプレイしてくれたんだけど、ノバクはその子達にもみんな勝ってしまったの。だから、「切磋琢磨できる相手がいる所へ行かせるべきです」ってご両親に言いました。

「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著より抜粋

年上に混ざって遊んだり、スポーツをするような環境は、作ろうと思えばある程度作れる場合もあると思います。

ただし、あまりに実力差があったり、負けず嫌いな性格が伴っていないと、その環境に嫌気がさしてしまう可能性はあります。

ですので、お子さんの性格と実力を見極めたうえで、そのような環境が作れるのであればチャレンジしてみましょう。

幼少期の特徴③【親が子供に向き合い、環境を整えている】

親の子育てに焦点を当ててみると、

子どもがやりたいことを見つけたときに、親も真剣に向き合い、全力で環境を整えていることがわかります。

練習環境を整えたり、練習に付き合ったりしてサポートすることで、子どもが全力で競技に集中できるようにしている点がポイントです。

錦織圭/テニス

錦織圭 フィフティーン・ラブ

清志氏(父)も子供たちとのテニスに力を注いでいった。趣味のゴルフ、釣り、麻雀をやめて土日はもちろん、仕事が終わって早く帰れる日にはお酒を飲みに行くのをやめて、夜7時過ぎから近所のテニスコートを予約し、子供たちを引き連れてテニスをした。

「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋

上の引用にはありませんが、子どもの選択・判断を尊重するという姿勢もアスリートの親の共通点であることも印象的です。

親の方から良かれと思って、「あれをしなさい、これをしなさい」と指示をしてしまうと、子どもは自分で考えることをしなくなります。

なのであくまで、親は選択肢を与えて「こうする方法もあるよ、ああやってる人もいるよ」とアドバイスすることに徹し、それを実践するかどうかは子どもが判断するということがポイントになります。

幼少期の特徴④【マネをすることが上手】

多くのアスリートが、幼少期にマネが得意だったと記載されているのは見逃せません。

スポーツ心理学でも、運動技能を上達する上で、「マネ」はとても重要な要素の一つです。

そして、「マネ」をするにはミラーニューロンの働きが重要だと言われています。

ミラーニューロンとは、共感の働きを担う脳内の神経細胞の事で、他人の行動を観察しているだけで、自分もその行動を追体験しようとする、鏡のような働きを持ちます。

選手のプレーを映像、あるいは直接観察しているだけで、本人は身体を動かしていなくても、脳内では選手の動きと同様に身体が動いているかのようなの神経伝達が働いていることがわかっています。

しかし、このミラーニューロンが効果的に働くためには、本人がそのような動きを獲得していることが重要です。

 「私たちが選手の動作を理解できるのは、脳内にその動作のひな型があるからで、このひな型は自分自身の動きにもとづいてできあがっている。厳密には違う動作であっても、同じような運動特性をもち、同じような筋肉を活性化させるから、選手のような技能がなくても脳内の「鏡」も選手を映し出し、選手になりきることができるのである」

『ミラーニューロンの発見』(マルコ・イアコボーニ、早川書房)より抜粋

つまり結局のところ、たくさんの遊びやスポーツ経験を通して、多様な動きを獲得することが、マネをするためにも重要だと言えます。

錦織圭/テニス

錦織圭 フィフティーン・ラブ

 錦織は運動能力がずば抜けていたわけではない。例えば、体力測定の反復横跳びでは、ジュニアメンバーの中では遅い方だったという。しかし、コーチの出すリクエストには、すぐに応じてテニスのプレーで表現できた。

「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋

ノバク・ジョコビッチ/テニス

ノバク・ジョコビッチ伝

ゲンチッチは、プレッシャーを与えずに、焦らずにバックハンドの練習をさせた。だが、ジョコビッチはとても賢く、飲み込みが早かったため、両手打ちのバックハンドを急速に身に着けていった。

「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著より抜粋

ミラーニューロンを効果的に働かせるためには(鍛えるためには)どうしたらいいか?

ミラーニューロンを鍛える方法
  1. マネをする
  2. 他人をほめる

重要なのは、相手をよく観察することが必要という点です。

マネをするにも、他人をほめるにも、相手をよく観察する必要があります。

相手を観察する力をつければつけるほど、ミラーニューロンが活性化が促されるといわれています。

ぜひお子さんが何かのスポーツに興味を持ったら、その道のアスリートのマネをするように勧めてみてください!

幼少期の特徴⑤【イメージトレーニングをして遊んでいる】

イメージトレーニングをすることで、運動技能の発達に一定の効果があると多くの研究結果が出ています。

先ほどのミラーニューロンと似ていて、身体を動かしていなくても、身体を動かしているのと同じように脳が働くことで、運動技能が向上するのです。

また、運動するだけでなく、勝利したり、世界一になったりすることをリアルにイメージすることも、夢ではなく、より現実的な目標として捉え、そこに向かって励むモチベーションに繋がっています。

錦織圭/テニス

錦織圭 フィフティーン・ラブ

 錦織は、姉が駆け抜けた道を見つめて自分の目標にして行った。「前はお姉ちゃんの方が強かったんで、いつかお姉ちゃんに勝ってやろうという気持ちがありました。」  

 小学校4~5年生頃になると、錦織はプロテニスプレーヤーになりたいという事をたびたび口にするようになった。清志氏は、「全国で一位になったら、その考えもいいんじゃない。」と諭すようにあしらっていたが、親子には、一位になったら、夢の実現に向けて動き出すという、暗黙の了解のようなものが存在するようになった。

「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋

ノバク・ジョコビッチ/テニス

ノバク・ジョコビッチ伝

7歳か8歳の頃、世界一になるんだと言ったらみんなから笑われたよ。当時、祖国は大変な状況だった。だからそんなことはありえないと思われたんだ。」と、2012年にアメリカのCBSテレビのインタビューで語った。しかし、彼は世界一になれると信じ、安いプラスチックの花瓶をトロフィーのように掲げて「やあ、皆さん。ウィンブルドン・チャンピオンのノバク・ジョコビッチです」と英語で言って遊んでいた。そして20年後、その夢を実現することになる。

「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著より抜粋

イメージトレーニングの実践方法としては、まずは子どもを寝かしつけるときなどに、親が実況アナウンサーのように状況を細かに描写し、リアルなイメージを子どもに持たせるのがおススメです。

慣れてきたら、子どもが自ら一人でイメージトレーニングを行うことが望ましいでしょう。

その方が、自らの想像のままにイメージを膨らませることができ、創造力豊かなプレーに繋がります

幼少期の特徴⑥【世界レベルを知る経験をしている】

幼少期の時に、特定のスポーツの世界レベルがどのようなものか、肌で感じる機会を持つことができたアスリートも多いです。

やはり、特定のスポーツを極めていくにあたって、その最高峰のレベルがどの程度であるかを知ることは、自身の現在地点とのギャップを知ることにもなり、有益です。

それを知らずに努力をしていても、暗闇の中をもがきながら進んでいるようなものです。

目指すべきレベルがはっきりわかると、やるべきことも自然と見えてくるものです。

そのような世界レベルを肌で感じられる機会を、親が子供に作ってあげられたらステキですね。

錦織圭/テニス

錦織圭 フィフティーン・ラブ

 実は錦織が小学5年生のときにアメリカへ一カ月間の短期テニス留学をさせている。 錦織をアメリカへ送り出すことに清志氏(父)は一抹の不安をぬぐえないでいた。ニック・ラボラトリーテニスアカデミーに行って、成功した日本人プレーヤーがいなかったからだ。ましてや、わずか12歳の子どもを見知らぬ外国の地に送り出すのだ。子供のことを心配して不安になるのは当然の親心だった。「圭を送り出す時は、不安でした。大丈夫かな、と。見本となる男子選手がいないのはつらいことでした。」だが、このチャンスを逃せないとも考えた。 「たまたま才能を持った子が、我が家にいて彼の道を妨げるようなことはしたくない。ただ、アメリカへ行ってたとえダメだったとしても、全然構わなかった。わが子の価値は、なんら変わることはない。」 アカデミーでエリートコースに進級した錦織は、最高レベルの練習環境を手に入れ、本格的にプロテニスプレーヤーになるための階段を踏み出したのだった。

「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋

幼少期の特徴⑦【才能を見抜く優秀なコーチとの出会い】

やはり、優秀なコーチとの出会いはアスリートの成長にとってとても重要です。

特に、選手一人ひとりの特徴を詳細に理解し、実力を分析できるコーチは多くはありません。

錦織選手も、ジョコビッチ選手も幼少期に世界のレベルを知る優秀なコーチと出会い、その才能を見出されたからこそ、大きく成長できたとも言えます。

錦織圭/テニス

錦織圭 フィフティーン・ラブ

スクールに通い始めた頃の錦織の印象を、柏井コーチは鮮明に覚えている「圭を初めて見たのは、幼稚園の年長組の頃だったと思います。空振りしちゃう初心者の子供たちがいる中で、彼は最初からフォアもバッグもラケットをボールに当てることができて、しかもストレートにもクロスにも狙えた。ボレーはラケットを振るなと言っても振っちゃっていたんですけど、ちゃんとボールはとられていました。だいたい100人に1人の割合でそのような子がいるんです。」初心者クラスからスタートした錦織だったが、一日で上のクラスに進級した。最終的に、姉と一緒に一番上のトーナメントコースへ入ることになった。

「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋

ノバク・ジョコビッチ/テニス

ノバク・ジョコビッチ伝

ゲンチッチ(コーチ)は最初の出会いで、世界を制する天才児を見つけたと確信したと言う。その頃、(ゲンチッチの教え子の)モニカ・セレシュは女子テニス界で世界ナンバー1の座にいた。そして今ここに、男子テニス界で世界一になれる子がいると悟ったのだった。「ノバクはお母さんの後ろにたって、頭を擦り寄せていたわ。私はご両親にノバクの素質についてこう話したの。『あなた方のお子さんはゴールデン・チャイルドです。こんなに才能に恵まれた子は、8年前まで教えていたモニカ・セレシュ以来です。17歳になる頃には世界トップ5に入るでしょう』

「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著より抜粋

錦織選手とジョコビッチ選手の幼少期の特徴【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

お子さんの子育ての参考になりそうな内容はありましたか?

他のトップアスリートにも共通してみられる子育ての特徴について、こちらのページもぜひ参考にしてみてください。

錦織選手とジョコビッチ選手の幼少期の特徴はよくわかったけど、
親として子供にどうしてあげたらいいかわからない・・・

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