活躍しているアスリートの幼少期ってどんな感じだったの?
習い事は何をしてたの?
アスリートの親はどんな風に子育てしていたの?
そんなふうに、アスリートの幼少期の生活と、親の子育て方法について興味がある方も多いと思います。
競技や国籍を問わず、アスリートの伝記などの書籍を20冊以上読んでわかったのは、
アスリートの幼少期の過ごし方にはいくつかの共通点があるということです。
そしてそれらは、最新のスポーツ科学(スポーツ心理学)と照らし合わせても理に適ったものでした。
大学でスポーツ心理学を専攻し、幼少期の子どもの運動能力を調査・研究していた筆者が詳しく解説します。(筆者のプロフィールはこちら)
この記事を読むとこんなことがわかります!
- アスリートの幼少期の共通点がわかる!
- 習い事など、運動にどのように関わっていたかがわかる!
- 親の子育て時のポイントと共通点がわかり、子育てのヒントになる!
ぜひ最後までご覧いただき、ご自身のお子さんの子育ての参考にしてください!!
本記事で引用している書籍とアスリート
- 大谷翔平(野球)/「天才を作る親たちのルール」 吉井妙子 著
- 大谷翔平(野球)/「道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔」佐々木亨 著より抜粋
- 大谷翔平(野球)/「大谷翔平 常識を超えた100の秘密」 アストロノート 著
- 久保建英(サッカー)/「おれ、バルサに行く!」久保健史 著
- 三苫薫(サッカー)/「VISION 夢を叶える逆算思考」三苫薫 著
- 本田圭佑(サッカー)/「実現の条件 本田圭佑のルーツとは」本郷陽一 著
- クリスティアーノ・ロナウド(サッカー)/「クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔」竹澤哲 著
- クリスティアーノ・ロナウド(サッカー)/「クリスティアーノ・ロナウド 世界最高の選手」イアン・スプラッグ 著
- リオネル・メッシ(サッカー)/「リオネル・メッシ」サンジ―ヴ・シェティ 著
- リオネル・メッシ(サッカー)/「メッシ 169センチの、本気!」ルーカ・カイオーリ 著
- ネイマール・ジュニア(サッカー)/「ネイマール 父の教え、僕の生きかた」ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス 著
- エムバぺ(サッカー)/「エムバぺ 19歳で世界を獲った男」 ルーカ・カイオーリ&シリル・コロー 著
- 宇佐美貴史(サッカー)/「天才を作る親たちのルール」 吉井妙子 著
- 富樫勇樹(バスケットボール)/「想いをカタチにするポジティブ思考」 富樫勇樹 著
- 木村沙織(バレーボール)/「天才を作る親たちのルール」 吉井妙子 著
- 錦織圭(テニス)/「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著
- ノバク・ジョコビッチ(テニス)/「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著
- 桃田賢斗(バドミントン)/「自分を変える力」桃田賢斗 著
- 石川佳純(卓球)/「天才を作る親たちのルール」 吉井妙子 著
- ダン・カーター(ラグビー)/「ダン・カーター自伝 -オールブラックス伝説の10番-」ダン・カーター著
- 松山英樹(ゴルフ)/「彼方への挑戦」松山英樹 著
- 池江璃花子(水泳)/「あきらめない「強い心」をもつために」池江美由紀 著
- 萩野公介(水泳)/「天才を作る親たちのルール」 吉井妙子 著
- 大迫傑(マラソン)/「走って、悩んで、見つけたこと」大迫傑 著
- 桐生祥秀(陸上競技)/「天才を作る親たちのルール」 吉井妙子 著
- 羽生結弦(フィギュアスケート)/「羽生結弦 誇り高き日本人の心を育てる言葉」楓書店編集部 編
- 羽生結弦(フィギュアスケート)/「羽生結弦 王者のメソッド2008-2016」野口美恵 著
- 那須川天心(キックボクシング)/「覚醒」那須川天心 著
それぞれの選手の幼少期を深掘りしてまとめた内容が見たい方は下の記事をご覧ください。
アスリートの幼少期の特徴
早速ですが、20冊以上読んでわかったアスリートの幼少期の共通点はこちらの7つです。
- よく運動あそびをしている
- 習い事でいろいろなスポーツを経験している
- 年上の子どもを相手にしている
- 親が子供に向き合い、環境を整えている
- マネをすることが上手
- イメージトレーニングをして遊んでいる
- 世界レベルを知る経験をしている
いかがでしょう。ご自身のお子さんや環境に合致するところはあったでしょうか。
現時点で、一つも該当しなくても大丈夫です。安心してください!
いまからできることはたくさんあります。
一つ一つ見ていきましょう!!!
アスリートの幼少期の特徴①【よく運動あそびをしている】
アスリートは幼少期にとにかく外でカラダを動かす運動あそびをたくさんしています。
実は、幼稚園において、運動指導をしている園よりも、自由に遊ばせている時間が長い園の子どもの方が、運動能力が高いという大規模な調査結果があります。
スポーツ心理学の研究では、たくさんの運動遊びを通して、多様な動きを獲得すること・自ら考えて創意工夫することが幼少期では重要と言われています。
大谷翔平/野球
「幼稚園や小学校の低学年ぐらいまでだったと思いますけど、学校から帰ってお友達と外に遊びに行く翔平は、夕方に家に帰ってくると体力を全部使い果たしている感じで、ソファで寝てしまうことがよくありました。 」
「道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔」佐々木亨 著より抜粋
萩野公介/水泳
「土日に公園に連れ出すと、身体を動かす遊具にだけ興味を持つんです。とにかく体を動かすのが大好きな反面、自分の意志にそぐわないものには梃子でも動かない頑固者でした。」幼稚園は近所にある英才教育を謳うところではなく、車で15分ほどの、カリキュラムをあまり組まない自由な教育を実践している園を選んだ。「シュタイナー教育を取り入れた幼稚園は、一人ひとりの個性を大事にしてくれるところだったので、息子には合っていたと思います。そこは朝行って、”おはようございます”と言ったら、あとはずっと遊んでいるだけ。とにかく息子は枠にはめられることがすごく嫌い。何かやりなさいと言われると反対のことをやる性格でした。」
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
那須川天心/キックボクシング
「空手を始めたばかりの幼稚園時代は、まだ練習日が少なかったので普通に近所で遊ぶことができた。友達と球技をしたり、鬼ごっこをしたり。ゲームはそこまでやらず、どちらかというと外で遊ぶのが好きだった。」
「覚醒」那須川天心 著より抜粋
クリスティアーノ・ロナウド/サッカー
「ロナウドは学校へ行くことが、まるで時間の無駄であるかのような行動をとっていました。学校で先生を前にして机に座っているよりも、走ったり、友達と一緒に遊んだり、サッカーをしたりすることのほうが好きだったのです。」家に戻り、学校の荷物を置くとすぐに家を飛び出し、家の前で友達とサッカーを始めたのだという。
「クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔」竹澤哲 著より抜粋
ダン・カーター/ラグビー
自転車に乗ったり、かくれんぼをしたりしても遊んだけど、僕と悪ガキ仲間が幼い頃から夢中になったのは、何といってもスポーツだった。僕たちは夏のあいだじゅうクリケットをして、冬のあいだじゅうラグビーをした。スポーツをしなかったのは、4歳の頃に腕を折ったときだけだ。友達の家の近所でトランポリンをしていたら空中で押され、そのまま地面に落下して着地の際にひどい腕の着き方をした。重度の複雑骨折で、肘の近くの皮膚から骨が突き出していた。しばらくのあいだ入院し、医者には腕が元に戻る確率は半々だと言われたが、幸いにも完治した。この年にはほかの怪我にも見舞われた。保育園で遊具から落ち、眉毛の周りを縫ったのだ。今でもこの傷跡は残っている。人はこれを見て、ラグビーで頭をぶつけた時の傷だと思うみたいだ。
「ダン・カーター 自伝 ーオールブラックス伝説の10番ー」ダン・カーター 著より抜粋
アスリートが良く外で遊んでいることが分かったと思います。
息子さんがあまり外で遊ばない場合、ぜひ親御さんが外に連れ出して一緒に遊んであげてください!
親子で一緒に遊べるアイデアや、月齢別の遊びのアイデアを他の記事で紹介していますので参考にしてみてください!
アスリートの幼少期の特徴②【習い事でいろいろなスポーツを経験】
遊ぶこともさながら、習い事でもいろんなスポーツに親しみ、そのスポーツ特有の動きを獲得しています。
そして、それが専門競技の方にもしっかりと活きていることを、本人や親が語っています。
大事なのは、小さいときから一つのスポーツに絞って教え込むのではなく、
色々なスポーツを経験したうえで、本人の意思や特徴を生かして、徐々に絞っていけばいいのです。
錦織圭/テニス
子ども時代に錦織はさまざまな習い事に通った。3歳から始めたスイミングは、小学校5年生まで続けた。5歳から地元島根のサッカーチームに入ったり、河合楽器が運営するサッカークラブに入ったりして、小学校6年生までサッカーもやった。さらにピアノも習っていたという。
「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋
大谷翔平/野球
「バドミントンがその後の野球に役立ったかどうかはわかりませんが、もともと体を動かすことは好きでしたし、子供の頃にいろんなスポーツや遊びをやれたことはよかったと思っています。」母と一緒に楽しんだバドミントンもそうだが、幼稚園の年長から始めて、小学校5年生までスクール通いをした水泳もまた、翔平にとっては体を動かす楽しみの一つだった。「クロールにしろ、平泳ぎにしろ、水泳は体全体を使うスポーツなので、関節の柔らかさや肩の可動域などに関しては影響があったと思います。加えて、もともと翔平の体が硬いと思ったことはなくて、ボールを持ってもバットを持っても、どちらかというとはじめから柔らかいプレースタイルだったと思います。」
「道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔」佐々木亨 著より抜粋
大迫傑/マラソン
「スポーツはぜひ違う競技を経験して欲しい。僕が小学校の頃は野球と水泳と剣道もやっていました。走るということは、前に進むだけのシンプルな、スポーツです。違う競技を経験すれば、横や縦など、色々な動きを身につけることが出来るし、サッカーや野球ならチームスポーツについて学ぶこともできる。その上で走ることを選択してくれて、その中から世界と闘う選手が生まれれば嬉しいですね。」
「走って、悩んで、見つけたこと。」大迫傑 著より抜粋
石川佳純/卓球
一歳からフラッシュゲームを用いた知育教育、2歳から公文、そして3歳から水泳とピアノ、バレエを習わせた。特に1歳で始めた知育教育の一環であるフラッシュゲームは、瞬間的な判断力や観察力、洞察力が必要な”卓球脳”を磨いたのは間違いない。
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
桃田賢斗/バドミントン
実はバドミントンのラケットを持つよりも、野球のグラブを持つほうが早かった。阪神ファンの父は、僕にプロ野球選手になってほしかったらしい。しかも左利きだから、往年の名投手である江夏豊さんのようなピッチャーを思い描いていたようだ。だから、幼稚園の頃から父とキャッチボールをしていた。小学校4年生からはソフトボール部にも入り、バドミントンと掛け持ちで練習していた。父としては、バドミントンは本格的に野球を始めるまでの「つなぎ」という感覚だったのだろう。バドミントンとソフトボール、どっちも楽しみながら全力でやっていたけど、僕の性格は幼い頃から負けず嫌い。個人の力で勝てるバドミントンの方に自然と気持ちが傾いていた。
「自分を変える力」桃田賢斗 著より抜粋
ノバク・ジョコビッチ/テニス
ジョコビッチ家はテニスとは無縁で、ノバクはごく普通の5歳児のようにサッカーボールを蹴って遊び、小さいころからスキーを教えられた。
「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著より抜粋
いかがでしょうか。
どうしても、親が子供にやって欲しいスポーツや習い事はあると思います。
しかし、それが本人に合うかどうかは別の問題です。
スポーツをさせる場合、小学校高学年くらいまでは、いくつかのスポーツをさせてあげる環境をつくることができるといいですね。
複数のスポーツを経験させたい方には、野球やサッカー、テニス、体操など7種類以上のスポーツを経験できる総合スポーツスクール「biima sports」がおすすめです。
全国に250教室以上あるので、きっとあなたの家の近くにも見つかります!
筆者の息子たちが体験会に参加した時の様子や、biima sportsの良い点や口コミをまとめているのでぜひこちらをご確認ください。
「biima Sports」のホームページを見てみるアスリートの幼少期の特徴③【年上の子どもが相手】
年上の子どもを相手に遊んだり、スポーツをすることで、体力や技術を磨いたアスリートが非常に多いです。
しかも、1つ2つ年上ではなく、3~4学年上の子どもを相手にしていることが特徴です。
このような状況になるパターンは2つあります。
- 遊び相手が「兄や姉」のパターン
- 実力があるため「上のクラス」に入れられるパターン
いずれにしても、3~4学年上の年齢を相手にすることで、体格差や技術差のあるなかで相手を研究し、勝つためにどうしたら良いかを考えることで実力がついていきます。
桐生祥秀/陸上競技
祥秀が小学校に入ると、日々の遊び相手は兄とその友達になった。小学校低学年と高学年では身体の作りは大人と子供ほどに違うが、それでも祥秀は必死についていった。兄の将希が思い起こす。「どこに行くにもくっついて来ていましたね。僕の友達も自分の弟のように可愛がっていたし、祥秀も手加減しないでいいと言っていたので、4学年上の僕らと同等にテニスやサッカー、ドッジボールをしていました。」
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
宇佐美貴史/サッカー
「4歳上の次男ではなく、いきなり6歳上の長男をライバル視。長男ができることは自分もやれると信じていたようです。」 4歳で10歳の兄と同じような動きをするのは、体の発達具合からすると難しい。それでも負けじと練習した。
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
萩野公介/水泳
幼少期から才能を発揮した公介は、練習相手は常に3,4学年上のお兄さんたちだった。小学生の時は中学生、中学生になると、競争相手は高校生。常にグループで一番年下という環境が、技術はもちろんのこと心も磨いた。目上の人に対する敬意、人との接し方、言葉遣い、話の内容も高度で常に勉強を強いられる。何より、兄弟がいない公介にとって、年上の水泳仲間たちと接している時間が、この上なく楽しかった。
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
富樫勇樹/バスケットボール
Aチームに移ってからはほとんどの試合に出場した。だが、すぐに活躍できたわけではない。相手チームの選手たちは6年生ばかりであり、4年生になったばかりの僕にとって甘い世界ではなかった。4年生と6年生の間には、体格や体力に大きな差がある。彼らを相手にプレーするのはとても大変だった。それでも僕はずっと試合に出続けた。5年生のときには、全国大会にも出場している。自分ではあまり気がつかなかったが、上級生に囲まれながら、着実に成長していたのだと思う。
「想いをカタチにするポジティブ思考」富樫勇樹 著より抜粋
クリスティアーノ・ロナウド/サッカー
「僕よりも年上の子がチームを作って、いつも家の前の通りでやっていた。僕もその中に混ぜてもらっていたんだ。大きな石を2つ置いてゴールを作った。でも、車が来ると中断して石をどけなければいけなかった。」
ポルトガルでは子供たちのカテゴリーを年齢別に分けている。10歳までがスクール、11歳から12歳がインファンティル。13歳から14歳がイニシアードス、15歳から16歳がジュヴェニル、17歳から18歳がジュニアとなっている。ロナウドがアンドリーニャからナシオナルに移ったのは9歳だったが、年齢では上のカテゴリーであるインファンティルに加わっていた。 「彼は7、8歳の頃から常に年上と一緒にやって来ていたから、そんなことはなんとも思っていなかったようだ。普段はみんなとふざけあっているけど、試合になると人が変わったように真剣になった。」彼よりも年齢の上の子供と対戦することで、彼は相手をかわすことが必要だった。そして、また、性格を強くすることにもなった。すでに、大きな勇気をもって彼はプレーしていたのだ。
「クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔」竹澤哲 著より抜粋
年上に混ざって遊んだり、スポーツをするような環境は、作ろうと思えばある程度作れる場合もあると思います。
ただし、あまりに実力差があったり、負けず嫌いな性格が伴っていないと、その環境に嫌気がさしてしまう可能性はあります。
ですので、お子さんの性格と実力を見極めたうえで、そのような環境が作れるのであればチャレンジしてみましょう。
アスリートの幼少期の特徴④【親が子供に向き合い、環境を整えている】
親の子育てに焦点を当ててみると、
子どもがやりたいことを見つけたときに、親も真剣に向き合い、全力で環境を整えていることがわかります。
練習環境を整えたり、練習に付き合ったりしてサポートすることで、子どもが全力で競技に集中できるようにしている点がポイントです。
大谷翔平/野球
「横浜の実家の傍らに住んでいた時は、子育ても楽でしたけど、今度は岩手という見知らぬ土地。不安はありましたが、子供たちを伸び伸び育てるには、狭いうちで暮らすより、自然に囲まれた広い環境の方がいいと思ったんです。親の都合より子育てを優先しました。」
翔平にトコトン付き合うなら、会社の同僚たちとの付き合いを止め、睡眠時間を削るしかない。ならばそうしようと徹(父)は思った。何より、また野球に関われる喜びが湧いてきたからである。
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
松山英樹/ゴルフ
当時、住んでいた松山市内の二階建ての実家にあった六畳の部屋には、素振りやパッティング練習ができるようにマットが敷きつめられていた。ボールをカップに寄せるためのアプローチショットは廊下から練習した。
幼稚園や小学生時代、周りの子供と比べ、決して体の大きくなかった僕にとっては充分なスペースだった。素振りができる部屋には全身を映す鏡があり、父と子で一緒にそれを見ながらスイング作りをした。
外の乗用車一台分の駐車場にはネットが張られ、実際にそこでショットが打てるようになった。そんな自宅の練習場でどれだけクラブを振り、ボールを転がし、時間を過ごしてきたことだろう。
父は大人用のアイアンシャフトを切断し、僕のクラブを作ってくれた。市内のゴルフショップに頼むのではなく、自宅で古いグリップを抜いたり、新しいものを装着したりしてくれたのをよく覚えている。僕が今、クラブをいじるのが好きなのも、あの頃の記憶が影響しているのかもしれない。
「彼方への挑戦」松山英樹 著より抜粋
石川佳純/卓球
表向きは普通の一軒家。外から見る限り40畳の卓球場があるとはとても思えない。だが、玄関を開けるとすぐに広い空間が目に飛び込んできた。そこには卓球台が二台。もし家を建てる時、両親が卓球場を作ろうと考えなければ、日本卓球界の躍進は今ほど望めなかったかもしれない。
母の久美は、夫が卓球場のある家を建てたいと言い出したとき、気が気ではなかった。柱を立てず、空間を確保するためには重量鉄骨にする必要があり、建築費用が大幅にかさむ。住宅ローンが返せるのかどうかも不安だった。
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
錦織圭/テニス
清志氏(父)も子供たちとのテニスに力を注いでいった。趣味のゴルフ、釣り、麻雀をやめて土日はもちろん、仕事が終わって早く帰れる日にはお酒を飲みに行くのをやめて、夜7時過ぎから近所のテニスコートを予約し、子供たちを引き連れてテニスをした。
「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋
萩野公介/水泳
公介が作新学園に通っていた中学、高校時代の貴子の睡眠は、短い時で4時間を切っていた。朝4時半に起きて弁当を作り、5時15分に息子を起こし1時間かけて学校に送り、家に戻って掃除洗濯の家事。夕方、学校の駐車場で下校する息子たちを待ち、スイミングスクールに送り届ける。息子が泳いでいる間にスーパーで買い物を済ませ、息子を拾って家に着くのが夜の9時半。それから夕食の支度を始める。貴子が台所に立つ間、帰宅した洋一が息子の水着を洗濯。ご飯ができるまでの間、公介は机に向かって勉強に取り組む。それが萩野家の日常だった。息子の洗濯を一手に引き受けていた洋一が言う。「公介には、目の前のことに集中してほしかった。何の心配もなく、泳げるように、あるいは勉強に集中できるように、時には試合に全力を発揮できるよう、環境を整えたり準備したりするのが親の役目ですから。 」
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
那須川天心/キックボクシング
父親自身も「親子じゃなかったらできない」と認める程の練習漬けで育てられたので、もちろん小さい頃はきつかった。でも厳しくされたからこそ、今の僕があるのは間違いない。 父親は内装を手がける職人であり、独立して会社を経営しているが、仕事をセーブして僕につきっきりで格闘技をほぼ毎日一緒にやってくれている。小さい頃からずっとだ。「普通はそこまでできない」と言われるし、僕もそう思う。だから父親には感謝しているし、「尊敬する人は?」と聞かれたら、必ず「父親です」と答えている。
「覚醒」那須川天心 著より抜粋
木村沙織/バレーボール
朝4時に起き、弁当を作り、沙織と妹・美里に朝食を食べさせ、駅に送る。7時半にその頃パートで勤めていたパン屋さんへ出勤の準備。午後、家に帰ってすぐに美里を秋川JVCに送り、自宅に戻って夕飯の準備をし、また美里を迎えに行く。夕食をすませて、翌日の弁当の下ごしらえをし、最終電車で帰宅する沙織を迎えに深夜の駅へと向かう。こんな生活を6年間続けた。「土日は沙織や美里の試合があるので。木村家に休みは一日もなかったですね。でも大変とか辛いなんて考えたことは一度もありません。当たり前のことと思っていたし、どこの家庭でも同じようなものでしょう。」
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
ネイマール・ジュニア/サッカー
試合後、父さんは僕のプレーを録画して、それを何度も見せてくれる。すべて独自に編集したものだ。さらに磨きをかけられる環境をつくるためにデータを詳細に分析してくれる。僕がいいプレーをしたところや、ミスをしたところについても振り返って会話をする。 お父さんは僕のすべてを僕以上に理解している。なぜそのミスは生まれてしまったのか、なぜチャンスをものにできなかったのか、すべての理由を把握している。父さんとのコミュニケーションは、最高にためになるサッカーの授業だ。
「ネイマール 父の教え、僕の生きかた」ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス 著より抜粋
ダン・カーター/ラグビー
8歳の誕生日の朝、目を覚ました僕はベッドから飛び起きると廊下を歩いてキッチンに向かった。キッチンに入ると、窓越しに広場を眺めていた父がこっちを振り返り、僕にも表を見てみろという身振りをした。そこには、朝の太陽の下でキラリと光を放つ、ラグビーのゴールポストがあった。クラブにあるゴールポストと同じ本格的な造りのもので、サウスブリッジのチームカラーである青と白で塗装されていた。おかげで僕はますますプレースキックにのめり込むようになり、暇を見つけてはあらゆる角度からゴールポストめがけてボールを蹴った。
「ダン・カーター 自伝 ーオールブラックス伝説の10番ー」ダン・カーター 著より抜粋
池江璃花子/水泳
「子育ての軸として揺らがないのは、親は誰だって、どんな人間であっても、子供が夢を叶えられる子育てができるということです。自分が優秀でなくても、両親が揃っていなくても大丈夫です。そのことは長い時間をかけて私自身が証明できたのではないかと感じています。そう、トンビでもタカを育てられる子育てをすればいいのです。
「あきらめない「強い心」をもつために」 池江美由紀 著より抜粋
上の引用にはありませんが、子どもの選択・判断を尊重するという姿勢の親が多いことも印象的でした。
親の方から良かれと思って、「あれをしなさい、これをしなさい」と指示をしてしまうと、子どもは自分で考えることをしなくなります。
なのであくまで、親は選択肢を与えて「こうする方法もあるよ、ああやってる人もいるよ」とアドバイスすることに徹し、それを実践するかどうかは子どもが判断するということがポイントになります。
大迫傑選手(マラソン)も同様のことを著書の中で話されているので抜粋します。
大迫傑/マラソン
「最近、帰国のタイミングで子供達に向けてのランニングクリニックを行うことがあるのですが、凄く熱心な親御さんが多いんですね。もちろん大事なことかもしれないですけど、やりたいのだったらサポートしてあげるよ、という立ち位置のほうが僕はいいと思っています。子供の成長速度には個人差があります。練習をすごく頑張っていても、なかなか結果が出ないこともあります。そういうとき、一番悩んでいたり、焦っているのはきっとお子さんだと思います。そこで親御さんがあれこれ口を出すと、それがさらなるプレッシャーになることも多い。お子さん自らが相談をしてきたら、アドバイスをしても良いと思いますが、それまではおおらかな気持ちで、子供を信じて見守ってあげてほしい。
何かをしてあげたいと思う気持ちはわかりますが、前に出るのではなくて、こんなことができるんだよ、こういう道もあるよという選択肢をたくさん作ってあげて、最終的には子供たちが自分で選べるようになるのが大事ではないでしょうか。親が子どものモチベーションを上げるのではなく、子どものモチベーションに親が合わせてあげることが必要だと思うんです。
「走って、悩んで、見つけたこと。」大迫傑 著より抜粋
アスリートの幼少期の特徴⑤【マネをすることが上手】
多くのアスリートが、幼少期にマネが得意だったと記載されているのは見逃せません。
スポーツ心理学でも、運動技能を上達する上で、「マネ」はとても重要な要素の一つです。
そして、「マネ」をするにはミラーニューロンの働きが重要だと言われています。
ミラーニューロンとは、共感の働きを担う脳内の神経細胞の事で、他人の行動を観察しているだけで、自分もその行動を追体験しようとする、鏡のような働きを持ちます。
選手のプレーを映像、あるいは直接観察しているだけで、本人は身体を動かしていなくても、脳内では選手の動きと同様に身体が動いているかのようなの神経伝達が働いていることがわかっています。
しかし、このミラーニューロンが効果的に働くためには、本人がそのような動きを獲得していることが重要です。
「私たちが選手の動作を理解できるのは、脳内にその動作のひな型があるからで、このひな型は自分自身の動きにもとづいてできあがっている。厳密には違う動作であっても、同じような運動特性をもち、同じような筋肉を活性化させるから、選手のような技能がなくても脳内の「鏡」も選手を映し出し、選手になりきることができるのである」
『ミラーニューロンの発見』(マルコ・イアコボーニ、早川書房)より抜粋
つまり結局のところ、たくさんの遊びやスポーツ経験を通して、多様な動きを獲得することが、マネをするためにも重要だと言えます。
石川佳純/卓球
「親が言うのもなんですが、佳純は間違いなく天才肌。教えたことをすぐに覚えるのはもちろん、教えていない技もできた。たぶん私の練習を見ていて頭に入っていたのかもしれませんが、とにかく飲み込みが早かった。」
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
錦織圭/テニス
錦織は運動能力がずば抜けていたわけではない。例えば、体力測定の反復横跳びでは、ジュニアメンバーの中では遅い方だったという。しかし、コーチの出すリクエストには、すぐに応じてテニスのプレーで表現できた。
「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋
大谷翔平/野球
父が息子の野球の才能に気付いたのは小3の時。「運動能力が他の子と明らかに違った。他の子は手取り足取り何回も繰り返し教えなければならないのに、翔平は一度教えただけでマスターした。なかなかできることじゃない。」 一方、母は運動能力の高さは幼い頃から、と目を細める。「自転車や一輪車にしても、兄や姉の動きをじっと見ていたかと思うと、すぐに同じことを始めるんです。真似が得意でしたね。」翔平の遊び相手は7歳上の兄とその友達が多かった。彼らと同じことをしようと思えば、必然的に運動機能も磨かれ、徹が指導を始める前に基本的な動きを身に着けていたのだ。
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
ダン・カーター/ラグビー
スター選手に憧れるようになったのもこの87年大会からだった。試合を見終わった後はトライを決めるカーワンや、プレースキックを決めるグラント・フォックスになったつもりでプレーをした。スクラムハーフだった僕は、よくグレアム・バショップの真似をした。バショップのパスのスキルは個人的には史上最高だと思っている。後に、スタンドオフやスリークォーターバッグの位置でプレーするようになってからは、アンドリュー・マーティンズがお手本になった。僕はマーティンズに心酔していて、部屋の壁にはポスターを貼り、世界最高の選手だと崇めていた。数年後に彼と並んで靴紐を結ぶようになるとは思いもよらなかった。
「ダン・カーター 自伝 ーオールブラックス伝説の10番ー」ダン・カーター 著より抜粋
ミラーニューロンを効果的に働かせるためには(鍛えるためには)どうしたらいいか?
- マネをする
- 他人をほめる
重要なのは、相手をよく観察することが必要という点です。
マネをするにも、他人をほめるにも、相手をよく観察する必要があります。
相手を観察する力をつければつけるほど、ミラーニューロンが活性化が促されるといわれています。
ぜひお子さんが何かのスポーツに興味を持ったら、その道のアスリートのマネをするように勧めてみてください!
アスリートの幼少期の特徴⑥【イメージトレーニングをして遊んでいる】
イメージトレーニングをすることで、運動技能の発達に一定の効果があると多くの研究結果が出ています。
先ほどのミラーニューロンと似ていて、身体を動かしていなくても、身体を動かしているのと同じように脳が働くことで、運動技能が向上するのです。
また、運動するだけでなく、勝利したり、世界一になったりすることをリアルにイメージすることも、夢ではなく、より現実的な目標として捉え、そこに向かって励むモチベーションに繋がっています。
ネイマール・ジュニア/サッカー
僕は自分で勝手に試合を想像して、あるいはリーグ戦を空想するのが好きだった。家中でボールを蹴ってプレーする。そして同時に自分のプレーを実況したり、あるいはプレーをしながら、それを応援するファンの声も真似た。父さんのゴールを決めたり、もちろんネイマール・ジュニアのゴールを決めたりもね。プレーヤーだけでなく、僕はクラブの幹部のような役割も夢想して遊びもした。選手権をオーガナイズし、勝敗表を用意し、グループ分けもした。準決勝、決勝とノックアウト方式で想像上の選手権で勝利していった。いつの日か実現欲しいと思いながら。 フリーキックもやった。僕がドリブルで進んでいくと、すぐにソファにぶつかってしまってファールをとらえる。僕はレフェリーに対して文句をを言う。もちろんレフェリーは勝手に想像してやるんだ。まるで本当の試合をしているかのように楽しんでいたものさ。
「ネイマール 父の教え、僕の生きかた」ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス 著より抜粋
宇佐美貴史/サッカー
普段は授業がおわるとランドセルを自宅に起き、すぐにまた、小学校の校庭に向かう。目と鼻の先にあるため、自宅の庭で遊んでいるような気分だったのだろう。真っ暗になっても黙々と一人でドリブルの練習をやっていました。
この一人での練習が技術を飛躍的に向上させた。「(グラウンドでやっていたのは)相手を頭の中でイメージし、ドリブルする『妄想ドリブル』です。だからどんどん強い相手。難しいシーンをイメージできるし、技術的に限界のない練習でした。」
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
松山英樹/ゴルフ
小学校2年生になると、僕はより真剣にゴルフと向き合うようになった。平日は、小学校から帰って相変わらず自宅で素振りとパター練習ばかりしていた。AONや丸山さんPGAツアーの選手の打ち方を真似て、パッティングの時に「これを決めれば優勝です。」「入れました!松山選手、勝ちました!」と口にしながら、トーナメントで自分が活躍する姿を想像していた。
「彼方への挑戦」松山英樹 著より抜粋
ノバク・ジョコビッチ/テニス
「7歳か8歳の頃、世界一になるんだと言ったらみんなから笑われたよ。当時、祖国は大変な状況だった。だからそんなことはありえないと思われたんだ。」と、2012年にアメリカのCBSテレビのインタビューで語った。しかし、彼は世界一になれると信じ、安いプラスチックの花瓶をトロフィーのように掲げて「やあ、皆さん。ウィンブルドン・チャンピオンのノバク・ジョコビッチです」と英語で言って遊んでいた。そして20年後、その夢を実現することになる。
「ノバク・ジョコビッチ伝」クリス・バウワース 著より抜粋
イメージトレーニングの実践方法としては、まずは子どもを寝かしつけるときなどに、親が実況アナウンサーのように状況を細かに描写し、リアルなイメージを子どもに持たせるのがおススメです。
慣れてきたら、子どもが自ら一人でイメージトレーニングを行うことが望ましいでしょう。
その方が、自らの想像のままにイメージを膨らませることができ、創造力豊かなプレーに繋がります。
アスリートの幼少期の特徴⑦【世界レベルを知る経験をしている】
幼少期の時に、特定のスポーツの世界レベルがどのようなものか、肌で感じる機会を持つことができたアスリートも多いです。
やはり、特定のスポーツを極めていくにあたって、その最高峰のレベルがどの程度であるかを知ることは、自身の現在地点とのギャップを知ることにもなり、有益です。
それを知らずに努力をしていても、暗闇の中をもがきながら進んでいるようなものです。
目指すべきレベルがはっきりわかると、やるべきことも自然と見えてくるものです。
そのような世界レベルを肌で感じられる機会を、親が子供に作ってあげられたらステキですね。
石川佳純/卓球
時間を見つけて、大阪に行ってみるとミキハウスの環境の良さに驚いた。しかも、テレビの向こう側にいた卓球や柔道、体操など、五輪経験者の姿に佳純は目を輝かせた。夢だった五輪が現実として捉えられるようになる。「佳純がもっと上のクラスに行くには、やっぱり環境が大事。もちろん、親として娘に教えたいことはまだありましたけど、それは電話でもできるし、何かあったら私が大阪に行けばいい。何より佳純が行きたがっていたので反対する理由は何もない。寂しいと思うのは、親の勝手な都合ですから。」
「天才を作る親たちのルール」吉井妙子 著より抜粋
松山英樹/ゴルフ
2002年11月のある日。僕はいつものように父の運転する自動車の助手席に座っていた。けれど、向かったのは近所の奥道後ゴルフクラブでも、北条カントリー倶楽部でもない。松山市内から2時間、西に向かった車は岬でフェリーに乗船した。豊後水道を渡り、九州の大分県の港に着くと、再び車に乗って3時間南下した。その日、僕は人生で初めてプロゴルフの試合を観戦した。その年のフィールドの目玉は、タイガー・ウッズに他ならなかった。僕は幼い頃に、日本のプロゴルファーに憧れた一方で、タイガーを”神様”に見立てる世代の一人だ。小学5年生、10歳だった僕はトレードマークの赤いシャツと黒いパンツに身を包んだ最終日のスーパースターを大観衆の中の一人として追いかけた。
「彼方への挑戦」松山英樹 著より抜粋
錦織圭/テニス
実は錦織が小学5年生のときにアメリカへ一カ月間の短期テニス留学をさせている。 錦織をアメリカへ送り出すことに清志氏(父)は一抹の不安をぬぐえないでいた。ニック・ラボラトリーテニスアカデミーに行って、成功した日本人プレーヤーがいなかったからだ。ましてや、わずか12歳の子どもを見知らぬ外国の地に送り出すのだ。子供のことを心配して不安になるのは当然の親心だった。「圭を送り出す時は、不安でした。大丈夫かな、と。見本となる男子選手がいないのはつらいことでした。」だが、このチャンスを逃せないとも考えた。 「たまたま才能を持った子が、我が家にいて彼の道を妨げるようなことはしたくない。ただ、アメリカへ行ってたとえダメだったとしても、全然構わなかった。わが子の価値は、なんら変わることはない。」 アカデミーでエリートコースに進級した錦織は、最高レベルの練習環境を手に入れ、本格的にプロテニスプレーヤーになるための階段を踏み出したのだった。
「錦織圭 フィフティーン・ラブ」神仁司 著より抜粋
アスリートの幼少期の特徴【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
お子さんの子育ての参考になりそうな内容はありましたか?
アスリートの幼少期の特徴はよくわかったけど、
実際、、親として子供にどうしてあげたらいいかわからない・・・
そんな方には、biima sportsがおすすめです。
biima sportsではスポーツが上達するための要素が詰まっています!
- テニスや野球、サッカー、体操など7種類以上のスポーツを総合的に経験できる
- 年少~年長、小1~3年、小4~6年にコースが分かれていて、年上の子どもと一緒に学べる
- 早稲田大学と共同開発した科学的な指導プログラム
- コーチは非常に専門性が高い
この記事が気に入ったら、ぜひ一言コメントくださいね!
ブログ執筆の励みになるので、ぜひSNSフォローもお願いします!!
そして他の記事も読んでみてください(*^ ^*)